「葛飾菖蒲まつり」(葛飾区堀切菖蒲園)をご紹介!見頃・ライトアップ・パレード・水元公園へのアクセス情報!歴史や花菖蒲の花言葉を知ってパワースポットに✨

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「2024葛飾菖蒲まつり」 イベント

本記事では、令和6年5月27日(月曜日)から6月16日(日曜日)まで実施されている、「2024葛飾菖蒲まつり」について徹底解説します!

「2024葛飾菖蒲まつり」は、葛飾区の堀切菖蒲園と都立水元公園にて実施されていますが、今回は堀切菖蒲園に焦点をあてて深堀していきます。

花菖蒲は、5月下旬から6月中旬まで見頃となっており、堀切菖蒲園では下記のようなイベントがこれから実施されます!

令和6年6月7日(金曜日)と令和6年6月8日(土曜日)にライトアップ開催
令和6年6月9日(日曜日)にパレード開催

また、土日限定で、堀切菖蒲園・水元公園間を走る巡回バスが運行しており、そのアクセス情報についてもお知らせしています。

会場の堀切菖蒲園は、江戸時代からある日本最古の観光花菖蒲園と言われており、大変歴史のある場所です。

また、歴史深いことから、花言葉も数多く称されています。

花言葉はプラスのイメージをしたものばかりで、その花菖蒲の花言葉のシャワーをあびることで、菖蒲園があなたのパワースポットになるかもしれません✨

そんな歴史や花言葉を知ったうえで、菖蒲まつりに訪れてみると、より一層楽しめると思いますので、本記事を是非ご覧になって、「2024葛飾菖蒲まつり」に興味を持ってもらえると嬉しいです!

葛飾区の堀切菖蒲園で開催!「2024葛飾菖蒲まつり」の概要

菖蒲

2024葛飾菖蒲まつりリーフレット (PDF 1.3MB)新しいウィンドウで開きます
(出典:葛飾観光ポータルサイトかつまる

令和6年5月27日(月曜日)から6月16日(日曜日)に「2024葛飾菖蒲まつり」が開催されます

このイベントは、葛飾区で毎年6月頃に開催され、葛飾区の堀切菖蒲園で200種6000株、おなじく葛飾区にある水元公園で100種1万4000株の花菖蒲が咲き誇ります。

葛飾菖蒲まつりは、日本の文化と自然を称える素晴らしいイベントです。

美しい花菖蒲が咲く季節を祝うとともに、葛飾菖蒲まつりは、その美しい景色と、伝統的な日本の文化を体験できるパレードが開催されたりと、多くの人々に愛されています。

花菖蒲は、その美しさや多様性だけでなく、古来から日本の絵画や詩、文学にも登場し、日本文化の象徴として親しまれています。

菖蒲の香りや色彩は、訪れる人々に癒しと感動を与えます。

きっと訪れる人々に、日本の伝統と自然の美しさを存分に堪能させてくれるでしょう。

そんな、「2024葛飾菖蒲まつり」について、特に本記事では、堀切菖蒲園に焦点をあてて深堀していきたいと思います!

観光花菖蒲園の元祖「堀切菖蒲園」の歴史

「2024葛飾菖蒲まつり」の会場のひとつ、「堀切菖蒲園」を含む堀切一帯の菖蒲園は日本で最初の観光花菖蒲園とされています。

「菖翁」と呼ばれた花菖蒲改良の第一人者「松平定朝(さだとも)」

花菖蒲は、江戸時代、松平定朝(さだとも)という人物により、日本の山林に自生していた花をもとに開発されました

江戸時代から日本は園芸の技術が発達しており、武士・庶民問わず花を愛でることは娯楽のひとつでありました。

菊や紫陽花など、日本の”花”の代表格と並び、花菖蒲も古来から日本で親しまれてきた花です。

しかも、日本の花といっても元は中国から到来したものを改良して広まったものが多い中、花菖蒲は日本の山林で自生していたものを改良した、純粋な国産の日本の”花”です。

着物の柄などにもよく使用される日本の花の象徴なも原産は中国なんですって。
知らなかったぁ~。

その花菖蒲の改良に携わった第一人者が、松平定信の遠縁にあたり、晩年、自ら「菖翁」と称した松平定朝(さだとも)です。

定朝は、1773年、江戸に生まれ、84歳で亡くなるまでの60数年にわたり、花菖蒲の改良に取り組みました。

研究に研究を重ね、数々の品種を生み出してきた定朝。

その定朝が生み出した花菖蒲は、「菖翁花」として代々受け継がれて、今も現存するのは十数種類ですが、「江戸古花」のひとつとして大切に、堀切菖蒲園でも育てられています。

戦争や災害なども乗り越え、弟子たちの手によって代々と受け継がれてきたと思うと、感慨深いです。

堀切の菖蒲園の誕生

名所掘きり景歌川国孝《名所堀きり景》安政4(1857)年 江戸末期の新名所として隆盛を誇った、堀切の花菖蒲園の面影を伝える華やかな浮世絵。
(出典:家庭画報.com

そんな、「菖翁」松平定朝が花菖蒲の改良をせっせと行っている頃、小高伊左衛門という人物によって葛飾の堀切のあたりには次々と花菖蒲園ができていきました

低地帯である堀切の辺りは、水辺を好む花菖蒲に好立地の場所でした。

現存するのは堀切菖蒲園だけですが、最盛期には5園あり、それを手掛けたのが、小高伊左衛門という人物です。

小高は、はじめは様々な菖蒲を商売用として栽培していたに尽きませんが、その花菖蒲の群生が、

「こりゃ、たいそう見事なものだ。」

と、大名の目にとまり、それをきっかけに、見物客に酒や食事を振る舞う「花菖蒲園」として発展していきました。

そして、冒頭の歌川邦孝の「名所堀きり景」のように、さまざまな絵師の目にもとまり、堀切の花菖蒲園は、江戸を代表とする娯楽のひとつとなりました。

でも、「菖翁」松平定朝はというと、知らず知らずのうちに、自分が改良した花菖蒲が小高の営む花菖蒲園にわたってしまったことがあったらしく、

「わしゃの門外不出の花がぁ・・・」

と、自伝にて愚痴っていたそうですが(笑)、こんなこともきっかけに、堀切では様々な品種の花菖蒲が咲き誇る花菖蒲園が広まっていったのですね。

なお、花菖蒲園の広まりは明治まで続いたようですが、昭和に入ると、都市化や水質の悪化、さらに戦時下では食糧の確保のため水田化も進み、一度は花菖蒲園は断絶してしまいました。

戦後、堀切園だけが避難されていた株を植え戻し、「堀切菖蒲園」として営業を再開しました。

その後、東京都が買収して公園として整備し、1975年に葛飾区に移管されて、現在に至っています。

「堀切菖蒲園」の歴史のまとめ
古来から日本の絵画や詩、文学にも登場する花菖蒲。
堀切の花菖蒲園は、日本最古の観光用花菖蒲園といわれている、たいそう歴史がある園なので、行ってみる価値大ですね!
その花菖蒲を改良した第一人者の「菖翁」松平定朝の花、「菖翁花」は今もなお堀切花菖蒲園にて見ることができます。
「菖翁花」をご覧になった際は、この花が江戸時代から受け継がれているということを、ひしひしと感じとると、日本の歴史の深さを味わうことができるのではないでしょうか☺

堀切菖蒲園みどころ①「江戸古花」

江戸古花のひとつ菖翁花「宇宙」

写真は札幌市の八紘学園 北海道農業専門学校 花菖蒲園で撮影された菖翁花「宇宙」。
(出典:家庭画報.com

前述のとおり、花菖蒲をはじめて改良した「菖翁」松平定朝の花、「菖翁花(しょうおうか)」は、堀切菖蒲園でも見ることができます。

「菖翁花ゾーン」があるらしいので、堀切菖蒲園に訪れた際はぜひとも菖翁花を見つけてみてください。

また、菖翁花の他にも「江戸古花」と称される、江戸時代から代々受け継がれてきた花菖蒲を数多く見ることができるので、日本古来の花菖蒲をぜひ堪能してみてください。

堀切菖蒲園は、200種という大変たくさんの種類の花菖蒲を見ることができますが、その200種のうちの半数近くを江戸古花が占めているそうです。

これも、日本最古という歴史ある花菖蒲園であるからこそですね!

堀切菖蒲園みどころ②ランダム植えで圧巻の見栄えに

第2の特徴は、同じ品種が1列に並んだ「列植え」ではなく、異なる品種が入り交じった「ランダム植え」です。

この植え方こそが、どこから見ても多種多様な花が一度に眺められる、変化に富んだ風景につながっています。

花菖蒲のランダム植え(出典:家庭画報.com

上記の写真をみても、白・紫・薄紫の各種の花菖蒲が入り混じっているように植えられています。

他の園では、見ることができないかもしれない、この特徴的なランダム植え、ぜひ実際の目で見てみてください!

花菖蒲の花言葉!菖蒲まつりがパワースポットに!?

ノートにメモをとる

花菖蒲の花言葉は、「清らかな心」「勇気と力強さ」「愛の告白」「あなたを待つ」「冷静な美」などがあります。

花菖蒲は、日本の伝統的な花であり、古くから日本の文化や風土に根付いており、その美しさや独特の雰囲気から、多くの花言葉が存在します。

ここでは、花菖蒲の花言葉とその効果について探ってみましょう。

花菖蒲の花言葉の効果を感じ取れれば、菖蒲まつりはあなたにとってのパワースポットになります✨

清らかな心

花菖蒲の清らかな白い花は、清潔さや純粋さを象徴します。

そのため、「清らかな心」や「清らかな愛情」を表す花言葉とされています。

ここ最近、ちょっと気分が落ち込んでいる・・・

そんな方は、「清らかな心」という花言葉をもつ白い花菖蒲を鑑賞してみてください。

邪念を排除し、気持ちをすっきりさせる効果がありそうです

勇気と力強さ

花菖蒲は、初夏に力強く美しい花を咲かせることから、勇気や力強さを象徴する花言葉ともされます。

逆境に立ち向かう姿勢や、困難を乗り越える力を表現する際に用いられることがあります。

よって、花菖蒲を鑑賞することによって、何か行き詰っている物事が前向きに進む効果がありそうです

愛の告白

赤やピンクの花菖蒲は、情熱や恋愛の象徴とされ、愛の告白や恋人への思いを表現する花言葉として知られています。

特に、深い愛情や熱い思いを伝えたいときに贈られることがあります。

この菖蒲まつり、お付き合いしている方やご夫婦で訪れるのに絶好の場ですね!

赤やピンクの花菖蒲から放たれる愛のシャワーによって、好きな人と素敵な時間を過ごすことができそうです♡

あなたを待つ

花菖蒲の花言葉には、「あなたを待つ」という意味も含まれます。

季節の移り変わりや、花の咲き具合を見守る中で、誰かを待ち続ける心情を表現する際に用いられます。

こちらも「愛の告白」の花言葉と同様に、大事な人と花菖蒲を鑑賞すると、その人を思う気持ちが深まり良い時を過ごすことができるのではないでしょうか♡

冷静な美

花菖蒲の花は涼やかで上品な美しさを持ち、その姿は冷静で落ち着いた雰囲気を醸し出します。

このため、「冷静な美」や「内面の美しさ」を表す花言葉としても知られています。

花菖蒲を鑑賞することで、女性らしさを引き出すパワーをいただけそうですね!

花菖蒲の花言葉についてのまとめ

花菖蒲の花言葉は、「清らかな心」「勇気と力強さ」「愛の告白」「あなたを待つ」「冷静な美」などがありました。

花菖蒲の花言葉はさまざまな解釈がありますが、その美しい姿や特徴的な雰囲気から、様々な感情や思いを表現するのに使われています。

そのため、季節の移り変わりや人間関係の中で、花菖蒲の花言葉がさまざまな場面で活躍しています。

ぜひ、花菖蒲の花言葉を知ったうえで、この「2024葛飾菖蒲まつり」に訪れてみてください!

花菖蒲の花言葉が思いがけないかたちで、良い効果をあなたに与えてくれ、菖蒲まつりがあなたのパワースポットになるかもしれませんよ✨

「2024葛飾菖蒲まつり」の会場のひとつ「堀切菖蒲園」 の花菖蒲の見頃

一般的に花菖蒲の見頃は5月下旬~6月中旬と言われています。

この歴史のある花菖蒲が見られる、堀切菖蒲園にて行われている「2024堀切菖蒲まつり」。

花言葉の効果も気になるから花菖蒲、見に行きたい!と思ってくださった方へ、ここからは、「2024堀切菖蒲まつり」について、詳細にご紹介していきたいと思います。

まず、見頃についてですが、「堀切菖蒲園」 の花菖蒲の今年の見頃は6月上旬~中旬のようです。

開花状況は、葛飾観光ポータルサイトかつまるにて随時公表されています↓

堀切菖蒲園の開花状況

今年令和6年でいうと、5月11日に一番花が開花しており、5月25日時点ではまだ3分咲のようで、「2024葛飾菖蒲まつり」の初日は満開ではないかもしれません。

堀切菖蒲園_一番花(出典:葛飾観光ポータルサイトかつまる

下記は、昨年の5月31日の様子です。

こちらの写真からみると比較的満開に近いことから、今年は少し見頃は遅めかもしれません。

逆にいうと、「葛飾菖蒲まつり」の最終日の6月16日(日曜日)まで十分に満開の様子を楽しめるかもしれません!

この記事を読んで行ってみたい!と思ってくれた方も、これから予定を立てても十分に間に合いますよ♪

6月中旬頃まで見頃の花菖蒲、開花状況は下記をご覧ください↓

堀切菖蒲園の開花状況

「2024葛飾菖蒲まつり」堀切菖蒲園で行われる花菖蒲のライトアップ

令和6年5月27日(月曜日)から6月16日(日曜日)に開催される「2024堀切菖蒲まつり」では、堀切菖蒲園にて、令和6年6月7日(金曜日)・6月8日(土曜日)の2日間でライトアップがされます。

時間は、午後7時から午後9時です。

※準備のため、午後6時に一旦閉園されるそうなので、ご注意を。

下記は、一昨年のライトアップの様子です。

ライトアップがされる6月10日前後となると、もう素敵な満開ですね!

そして、ライトに照らされたシックな花菖蒲。

とても見ごたえがありそうです。

花言葉のひとつにもあった「冷静な美」という言葉が、まさにぴったりの大人な美しさがあります!

なお、ライトアップは、堀切菖蒲園でしか行われていない(堀切菖蒲まつりのもうひとつの会場の水元公園では実施されていない)ので、この堀切菖蒲園でしか味わえない体験をしに、ぜひ訪れてみてください。

この素敵な花菖蒲のライトアップを見てみたい!という方。

令和6年6月7日(金曜日)・6月8日(土曜日)に堀切菖蒲園へ行くスケジュールを立ててください✨

堀切菖蒲園駅で開催!葛飾菖蒲まつりパレード!

令和6年6月9日(日曜日)に堀切菖蒲園駅にて、菖蒲まつりパレード(雨天決行・荒天中止)が開催されます!

菖蒲まつりパレード(雨天決行・荒天中止)
●時間:午前9時30分から午後3時
●場所:堀切菖蒲園駅前交差点手前(堀切駅前交番前)~堀切五丁目交差点手前
他近隣商店街
地元の鼓笛隊やマーチングバンド、そして阿波踊りなど、さまざまな団体の練り歩きを堪能できるようです。
下記は、2017年の菖蒲まるりパレードの様子です。

街全体が大変盛り上がっている様子がうかがえますね。

私、こういう街で行われるおまつり大好きです!
特に、昔、吹奏楽をやっていたので、鼓笛隊の演奏など見てみたいです♪
好天に恵まれると良いですね☀

ちょうど、京成本線の堀切菖蒲園駅から堀切菖蒲園まで歩いていく道中で、パレードが行われているので、パレードも堀切菖蒲園の花菖蒲も一日で楽しめそうです。

ただし、前述のライトアップとは日にちが被っていないので、そこは少し残念ですね。
ライトアップを見に行くか、パレードを見に行くか、迷いどころです・・・。
もちろん、どちらの日程も行くっていうのも大アリです!
令和6年6月9日(日曜日)に堀切菖蒲園駅前から行われる「菖蒲まつりパレード」、ご興味持たれた方はぜひ訪れてみてください!
なお、パレードに参加する団体などの詳細は、下記リーフレットより確認ができます↓

「2024葛飾菖蒲まつり」堀切菖蒲園から水元公園へのアクセス

「2024葛飾菖蒲まつり」が堀切菖蒲園と同時開催されている都立水元公園には、堀切菖蒲園からバスが出ています
「かつしか菖蒲めぐりバス」といって、菖蒲まつり期間中の土日のみ運行です。
堀切菖蒲園は京成本線堀切菖蒲園駅から徒歩10分と公共交通機関を利用して行きやすいところにありますが、水元公園は最寄りのJR・常磐線金町駅から徒歩30分以上と交通の便が悪い(駐車場はあり)ので、水元公園に行くなら堀切菖蒲園から「かつしか菖蒲めぐりバス」を利用すると便利かもしれません。
<水元公園周辺地図>
「かつしか菖蒲めぐりバス」は、乗車料金(現金・ICカード)1回大人220円(小人110円)で、都内一日乗車券も利用可能です。

どちらの公園にも行ってみてみるのも良いかもしれません!

時刻表や停留所については、下記リーフレットより確認ができます↓

まとめ

本記事では、令和6年5月27日(月曜日)から6月16日(日曜日)まで実施されている、「2024葛飾菖蒲まつり」について徹底解説しました!

まさに、これからが見頃な花菖蒲。

下記のようなイベントがこれから実施されますのでぜひチェックを!

令和6年6月7日(金曜日)と令和6年6月8日(土曜日)にライトアップ開催
令和6年6月9日(日曜日)にパレード開催

また、会場の堀切菖蒲園は、江戸時代からある日本最古の観光花菖蒲園と言われており、大変歴史のある場所です。

花菖蒲自体を楽しみたい・歴史を味わいたい・花言葉のスピリチュアル的な体験をしてみたい・おまつりを楽しみたいなど、どんな方にもうってつけの「2024葛飾菖蒲まつり」。

本記事を是非ご覧になって、「2024葛飾菖蒲まつり」に興味を持って、訪れるきっかけになっていただけたら嬉しいです!

また、下記の記事では、お花に関連して、観葉植物を用いたお家の運気アップ術について紹介しているので、ぜひご覧になってみてください↓↓

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