パワースポットを巡りとして、今回は、埼玉県の大宮に隣接する与野地域を巡ってみましたので、ご紹介します!
●与野公園の富士塚(スリバチ山)🗻
●八王子神社境内にある浅間神社の富士塚🗻
●与野の大カヤ←映え写真あり✨
●与野郷土資料館(おまけとして鉄道ジオラマの紹介)🚃
埼玉県の与野にあるパワースポット3選!とおまけ
パワースポットを巡りに、今回は、埼玉県の大宮に隣接する与野地域をぶらぶらしてみました。
●与野公園の富士塚(スリバチ山)
●八王子神社境内にある浅間神社の富士塚
●与野の大カヤ
●与野郷土資料館(おまけとして鉄道ジオラマの紹介)
埼玉県の与野にある富士塚その①「与野公園」
まずは、与野公園の富士塚についてご紹介します。
その前に、富士塚って何?という方は、こちらの記事で少々詳しく説明しているので、ご覧になってみてください。
いわゆる、富士信仰のもと、登ると富士山に登ったのと同じご利益があるとされるミニ富士山で、遠くて実際に富士山に行くことができない、昔の人々が築きあげたと言われています。
一般的な富士塚では、富士塚は実際の富士山の溶岩が使われていて、登山道のように何合目と記した合目石(ごうめいし)が置かれ、頂上には富士山の神様が祀られているなど、まさに富士登山を味わえる様相をしていますが、与野公園の富士塚はちょっと違いました。
公園のマップには、スリバチ山と記載されていましたが、富士山の溶岩や合目石(ごうめいし)などは見当たらない、頂上にはベンチが置かれているだけの、高さ10mほどのすり鉢状の小山でした。
与野公園の富士塚(スリバチ山)の頂上
与野公園の富士塚(スリバチ山)は、沢田屋平左衛門という人物が寛政12年(1800)から安政4年(1857)までの58年間に、富士登山を58回した記念に建立した石碑が残されています。
与野公園の富士塚(スリバチ山)石碑
この沢田屋平左衛門という人物が、この富士塚(スリバチ山)を築いたかどうかは不明ですが、58回登頂した記念に、この富士塚(スリバチ山)が築かれたとすれば、58回も毎年富士山に登り続けた沢田屋平左衛門の富士への信仰心が宿っているに違いありません。
一般的な富士塚とは形態が少し違いますが、きっと、この与野公園の富士塚(スリバチ山)も登れば、富士山に登ったのと同じご利益があるパワースポットでしょう。
与野公園にある、一見単なる丘ですが、築かれた意図を知れば、その丘に宿った富士信仰心に歴史を感じますね。
与野公園の富士塚 MAP
埼玉県の与野にある富士塚その②「八王子神社境内にある浅間神社の富士塚」
八王子神社本殿
続いて、八王子神社を訪れました。
八王子神社の本殿に向かって左脇を進むと、赤い鳥居の浅間神社がありました。
浅間神社(富士塚)
浅間神社は、その名のとおり、富士山の神様を祀っている神社です。
浅間神社自体が、富士塚になっており、階段を上った頂上には、富士山の神様が祀られている祠がありました。
浅間神社の富士塚頂上の祠
富士山の溶岩や合目石(ごうめいし)などは見当たらなかったですが、祠がありましたので、れっきとした富士塚ですね!
高さは5m、直径は12mの円錐状の富士塚でした。
いつ、誰によって築かれたかどうかは不明のようですが、江戸時代に庶民の間で広まった富士信仰のもと創建されたとされるのが、有力だそう。
この浅間神社にあった立て看板にも、与野公園の富士塚(スリバチ山)に石碑があった沢田屋平左衛門の文字がありました。
江戸時代、与野地域の人々は、沢田屋平左衛門を筆頭に、富士信仰心が熱心であったのでしょう。
なお、この浅間神社は与野台地の縁にあり、頂上からはかすかに遠くの山々が見えました。
木々や高い建造物が無かったその当時は、富士塚の頂上から富士山がきっと望めたでしょう。
こうやって、昔の人々は、富士山に行かなくても、富士塚にお参りをして、ご利益を得ていたのですね。
そのご利益は、今もなお消え失せてはいませんので、富士塚をみつけたら登ってみる価値ありです!
意外と街中にふと富士塚ってあったりするんですよね~
八王子神社境内にある浅間神社の富士塚 MAP
「与野の大カヤ」映え写真も!
続いて、「与野の大カヤ」に訪れました。
こちらのカヤの木は、「カヤの木金毘羅」とも呼ばれ、古くから信仰の対象とされていたそうです。
樹高はおよそ22mで、本当に首を沿って見上げるほど、高くて大きな木でした。
樹齢は明確ではないそうですが、平安時代に植えられたという説があることから、樹齢1000年にもなります。
中世には、この地は「まち」の中心として栄えており、長い年月のあいだ、人々の暮らしを見守ってきたのでしょう。
昭和7年に、国の天然記念物に指定されています。
なかなか間近にいかないとこの木の迫力は実際には感じることはできませんが、この大樹の写真がいい感じに撮れたので掲載します。
スマホで倍率0.5倍にしたら、木のてっぺんまで入れて取ることができました!
お社と比較すると、木がほんとうに高いことが分かりますね!
「与野の大カヤ」は柵に囲まれていたため、実際に触れて大樹のパワーをいただくことはできませんが、本当に間近で見ると、自然みなぎる生命力を感じることができるパワースポットです!
1000年の間、どんな雨風にも耐え抜いてきた「与野の大カヤ」。
これからもずっと、私たち人間の営みを見守っていってほしいですね。
与野の大カヤ MAP
余談ですが・・・
大樹というと、私が通っていた小学校にも、両手広げても全然届かないほど幹の太い、樹齢何百年のクスノキがありました。
この小学校のシンボルになっていて、校庭に集まる時は「クスノキ集合~」とか、だるまさんがころんだをやるときに目隠しの場になったり、誰もがクスノキの名称を知るほど、子どもたちからも親しまれていました。
そんなクスノキの存在は、大人になっても忘れることはなく、卒業してから何年も経った今でも見守られている気がします。
大樹のパワーを改めて感じました。
埼玉県にある与野郷土資料館に穴場な鉄道ジオラマスポットが!
パワースポットではありませんが、与野地域をリサーチするために訪れた与野郷土資料館に、ミニチュアですが、鉄道ジオラマが設置してありました。
電車好きの息子の影響で、こういう鉄道ジオラマ、すごいテンション上がってしまいます(笑)
大宮を中心に、高崎線が開通して以降、この地はSLが走る鉄道の街だったみたいですね。
このジオラマは、学芸員さんにお願いすれば、実際に電車?SL?を走らせられるそうですよ!
また、訪れた子どもには、学芸員さん手作りの折り紙が頂けるそうです。
資料館というと静かなイメージがありますが、子育て支援センターと同じ建物にあるので、子ども連れでも入りやすいところかなと思いました。
SLが走ったり、折り紙をもらえたり、子どもが喜ぶ場所だと思うので、ぜひお子様を連れて行ってみてください!
もちろん、与野の歴史についても学べる展示がたくさんありました!
与野郷土資料館 MAP
まとめ
今回は、パワースポットとして、
●八王子神社境内にある浅間神社の富士塚
●与野の大カヤ
全て徒歩で周るのは、かなり疲れますが(私は徒歩で周りました…疲れました…1万歩は絶対歩いているはず)、ぜひ埼玉県の与野地域のパワースポットを巡ってみてはいかがでしょうか!
↑与野地域の近隣、大宮の大宮氷川神社のパワースポットの紹介もしています。
こちらの記事も、ぜひご覧ください!
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